しらさわ内科クリニック

当院では生活習慣病の診療に力を注いでいます。生活習慣病の多くは、健康診断等で見つかることが多く、自覚症状がなかなか現れませんが、放置しておくと脳血管障害や心筋梗塞などの深刻な合併症が出現するという特徴があります。高血圧、糖尿病、脂質異常症などが生活習慣病の代表的疾患です。

遺伝的素因と食塩の過剰摂取・運動不足などにより慢性的に血圧が高くなる病気です。気になる方は家庭血圧を測定してみましょう。脳血管疾患と心疾患に強い関連があります。

血糖を調節するホルモンであるインスリン不足により慢性的に高血糖をきたし、放置すると脳、心臓、腎臓、目、神経など全身に合併症をきたす病気です。

遺伝的素因と過食などの生活習慣により血液中の脂質が異常になる疾患です。悪玉コレステロール（LDLコレステロール）や中性脂肪が高くなることが多く、動脈硬化と関連し、血管が閉塞しやすくなります。

腹囲増大をベースに、血圧高値、血糖高値、脂質異常など複数の危険因子をあわせ持った状態で、将来心疾患や脳血管障害のリスクが高くなる状態です。

肥満は、一般にBMI（Body Mass Index）という体格指数で判定します。肥満は生活習慣病の元となる状態で、適切な食事療法と運動療法が必要です。